意外と知らない?!メガネの正しいお手入れ方法
みなさんは普段どのようにメガネをお手入れしていますか?
ほこり・花粉・汗・皮脂汚れ・メイク汚れなど、いつの間にか汚れているメガネ・・・
長持ちさせるためにも、毎日のお手入れが大切です。
メガネにお手入れ?と疑問に思われるかもしれませんが、メガネといえば、顔の一部にもなる重要な存在。
毎日使うものだからこそ、日々のちょっとした使い方で寿命が変わってきます。
実は、体と一緒にお風呂でメガネを洗うのはダメなお手入れ方法なんです!
特にレンズはデリケートで、熱に弱くキズが付いたり、コーティングがはがれたりする原因にもなります。
ここでは最高のメガネをいつもベストな状態に保つためのお手入れ方法をご紹介します。こまめに正しくお手入れすることで、快適にメガネを使うことができ、レンズを綺麗していると視界も常にクリアな状態が保てて、ストレスのない視生活を送ることができます。
1.基本のお手入れ
【1】まずは水洗いを!
キズを防止するためにも、まずは汚れがついたら水洗いしましょう。
※溝などについた汚れは強くこすったりせず、超音波洗浄器を利用してください。
【2】やさしく洗剤で洗いましょう!
レンズについた皮脂やメイク汚れには、専用のメガネクリーナーで洗うのが一番ですが、ない場合は台所用などの中性洗剤を使います。
洗面器に水をため、中性洗剤を数滴いれ泡立てて、その中でメガネを洗います。
または、指先に洗剤を付け、メガネの両面を優しくそっと撫でてから洗いましょう。
※これはNG!
お湯洗いはNGです!レンズコーティングは熱に弱いので、お湯洗いは避けましょう。
せっけん等で洗うのも避けましょう。研磨剤等でコートが剥がれたり、傷の原因になります。
アルカリ系・酸性の洗剤は、コートがはがれる原因となるので使用しないでください。
【3】水気をとりましょう!
ティッシュペーパーでやさしく押しふきで水分を取りましょう。または吸水性がある柔らかいタオルやガーゼでもOK。
レンズの溝はしっかりと水気をふき取ることがポイントです。
【4】メガネクリーナーで仕上げを!
最後の仕上げにメガネふきやマイクロファイバーなど、やわらかい布で優しくふいてください。
静電気を防止しレンズを守るメガネクリーナーで仕上げをしましょう。
メガネのくもりが気になる方は曇り止めをお使い下さい。
拭き方のポイント
サンドイッチをつまむくらいのやさしい力で。
中性洗剤で定期的に洗濯したきれいなメガネ拭きを使いましょう。
次のような拭き方には気をつけましょう!
×NGその1:ゴシゴシと強く拭く
×NGその2:チリやホコリがついたまま拭く
2.こういうときはどうするの?
レンズにチリやホコリなどが付着している
砂やホコリが付いたままレンズを拭くと、キズを付けることがあります。
まずは水洗いをして、ティッシュペーパーで水気を取ってから、レンズ専用のメガネ拭きで拭いてください。
レンズのよごれがひどい
薄めた中性洗剤で洗ったあとに、水洗いをして拭いてください。アルカリ系・酸性の洗剤は、コートがはがれる原因となるので使用しないでください。
メガネが濡れた
メガネ拭きですぐに拭いてください。そのまま放置すると、レンズに付いた水あとがシミのようになって取れなくなります。
また、フレーム部の濡れは金属部のサビや、樹脂の変色・変質の原因となります。
超音波洗浄器を使う場合・・・
1分以内を目安にメガネを水中で揺らして洗ってください。
※べっ甲フレームや偏光レンズなどは、水や超音波洗浄器には浸けないでください。
水分の影響によって変質し、使えなくなる場合があるので、濡れた場合もすぐに拭き取ってください。
※キズやヒビが入ったレンズを超音波洗浄すると、膜がはがれる原因になることがあります。
3.今後のお手入れとして・・・
メガネを長持ちさせるために、ぜひ今後のお手入れでやってほしいことがあります。
1. 車の中やサウナなど、高温になりやすい所での使用と保管は避ける
2. メガネを洗う時は、中性洗剤を薄めた水や専用のクリーナーを使い、水で洗い流す
3. 水洗い後は柔らかい布かキレイなメガネ拭きで♪
4. メガネ拭きが汚れたらお洗濯する
使用環境や取り扱い方によっては、キズや破損の原因につながります。
メガネの性質を理解して、安全で正しい取り扱いを心掛けましょう。
お手入れ方法自体は一般的なメガネ全般に共通ですので、
是非参考にしてみてください。
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