初めての老眼鏡
老眼の症状は、目に負担がかかるため、早めに老眼鏡をかけた方が良いのですが、
自分に合ったものを使用しないと、ひどい頭痛や肩こりなどの体調不良になる事もあります。
今回は、初めての方のための「自分に合った老眼鏡」についてご紹介します。
老眼セルフチェック
メジャーなどを使って、簡単に老眼のセルフチェックができます。
(1)人差し指を指紋が見える位置で止める
(2)目からの距離が30cm以上だと要注意! ※老眼の可能性大
初めての老眼鏡作り
老眼鏡を作ろうと思ったら眼鏡店ではなく、まずは眼科に行くことをオススメします。
眼科で事前に検査を行うと処方箋をもらえるため、きちんとした老眼鏡が作れます。
また、老眼の見え方と似ている病気もあるので、健康のためにも眼科で検査を受けるのがベストです。
老眼について
老眼は加齢が原因のため、視力の良し悪しに限らず誰でも平等に症状が現れます。
人間の眼球の中にある水晶体は、遠くを見る時は薄い状態で、近くを見る時は、厚くなりピントを合わせようとします。
しかし、水晶体の弾力性は加齢と共に低下していきます。そうなると近くにピントが合わないため、遠ざけないと見えなくなってしまうのです。水晶体の弾力性のピークは、8歳前後といわれています。その後は、少しずつ落ち続けていき、40代以降で老眼の症状が現れやすくなるそうです。
目の病気検査
手元が見づらいという症状の中に、「白内障」や「緑内障」といった目の病気が隠されている場合もあります。
そのため、目の病気がないか検査を行いましょう。主に行われるのは、以下の2つの検査です。
「細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査」
・・・眼球内を観察し、白内障などの病気の有無を検査します。
「眼底検査」
・・・血管の状態を観察し、動脈硬化や高血圧などの病気の有無を検査します。
老眼鏡のレンズについて
老眼用のレンズには、4種類あります。
(1)遠近両用
遠くも近くもハッキリとラクに見える外出用に適しています。
(2)中近両用
テレビ等の中間距離が見やすい室内用に適しています。
(3)近近両用
パソコンや書類がラクに読めるデスクワーク用に適しています。
(4)近用
本や書き物ができるお手元用に適しています。
このようにレンズも老眼鏡選びの重要なポイントになります。
老眼鏡を買う時のポイント
・レンズ
遠近両用の老眼鏡の場合は、レンズの縦幅が3~4cmの程よい大きさがベストです。
・フレーム
「縁なしフレーム」や「メタルフレーム」などは、デスクワークなどで常に眼鏡をかけている人にオススメです。
一方、現場で作業をされる方や外出が多い方には、「縁ありフレーム」がオススメです。
目の調節力は毎年落ちていくので、老眼鏡を作った後も1~2年に1回は度数をチェックする事も大切です。
初めての老眼鏡は正しく作って、快適な毎日を過ごしましょう!
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