自分でできる老眼チェック
最近、近くのものが見えにくい…
と感じていても、なかなか老眼とは認めたくないものです。
今回は、自分ひとりで簡単に老眼チェックができる方法をご紹介します。
その1
自分が老眼かどうかわかるセルフチェック!
あなたの普段の生活を思い出しながら、当てはまるものにチェックを入れましょう。
【目にまつわる行動チェックリスト】
□ 1. 夕方になると、昼間のように物が見えなくなる
□ 2. 小さな文字が見えにくい
□ 3. 近くのものを見ると疲れる
□ 4. メールを打つときに数字を打ち間違えてしまう
□ 5. 本や新聞を見るとき、少し遠ざけるとよく見える
□ 6. 子どもの顔がぼやける
□ 7. 本を読むより、テレビを見る時間が多い
□ 8. 薬のラベルを読むのがつらい
□ 9. 肩こりや頭痛に悩まされている
□ 10. 長時間、目を酷使すると、吐き気を感じることがある
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いかかでしたか?
40歳以上の方なら、どの項目も「あるある!」と感じたのではないでしょうか。
10項目のうち、2つ以上当てはまるものがあると、すでに老眼の可能性があります。
多ければ多いほど、老眼が進行している可能性大です。
その2
人さし指1本でできる!超簡単な老眼チェック法
私たちの目にはカメラと同じようにピントを合わせる力があり、ピントが合う最も近い距離を『近点』といいます。実は、近点を知ることで老眼かどうかを調べることができるのです。
ここでは指先ひとつで近点がわかるチェック方法をご紹介します。
老眼チェック!!
1:人さし指を目の前にかざす ※指紋がぼやけて見える距離でOK
2:人さし指をゆっくりと、少しずつと遠ざけていく
3:指紋がはっきり見えたところでストップ
人さし指と顔の間の距離を測ってみましょう。
この距離が30cmを超えていると、手元の見えづらさを実感するようになります。これこそが老眼の症状です。
あなたの近点距離は何cmでしたか?近視の方でも老眼鏡が必要になる場合があります。
なぜなら、近視の方が眼鏡をはずすと、かなり近い距離でピントが合うからです。
もし快適な距離で手元を見たい場合は、弱い近視用の眼鏡を老眼鏡として掛けるのがおすすめです。
自分の近点距離が何cmか、皆さんもぜひ一度チェックしてみてください。
【近点距離に対する目安年齢】
※老眼鏡を必要と感じる近点までの距離には個人差があります。
※目の病気や左右の度数が大きく異なる方や、近視や乱視が強い方はこの方法では老眼かどうかチェック出来ません。
眼科を受診して医師の診断を受けてください。
最後に・・・
小さい文字が読みづらくなってきたり、目にギュッと力が入ったら老眼のサインです。
●近くの細かい字が前よりも読みづらい。少し離して読むと読みやすい。
●薄暗いところでものが見えづらい。
●近くを見ていて遠くへ、もしくは遠くを見ていて近くへ視線を移したときに、ピントが合うまでに時間がかかるようになってきた。
●近くの文字を無理して見ていると気分が悪くなる。
●長時間近くを見た後に、疲れ目、かすみ目、頭痛や肩こりなどの症状が出るようになった。
●近視の方の場合、メガネをはずしたときの方が、近くが見えやすい。
本人は無意識でも、まわりの人には意外と気づかれているもの。
初めて老眼鏡をかけるのは、ちょっと勇気がいることですが、やせ我慢をしていても、目が疲れるだけで良いことはありません!
このチェックで老眼鏡が必要だと分かった方は、ぜひ老眼鏡をかけることをオススメします!
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